研究概要

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平成30年度公募研究について English

文部科学省が公表した公募要領のP.51に本領域の公募研究の研究概要が以下のように書かれていますが、本文中の研究項目(A99, B99, X99)と下の表(電子申請に於ける項目、F01, F02, F03)が異なっていますが、これは誤植ですのでA99-> F01, B99-> F02, X99-> F03と読み替えてください。ふるってご応募ください。

なぜ宇宙は加速するのか? – 徹底的究明と将来への挑戦 –

領域略称名:加速宇宙

領域番号: 2705

設定期間:平成27 年度~平成31 年度

領域代表者:村山 斉

所属機関:東京大学

重力は引力であるため、宇宙の膨張は引きとめられ、減速するはずである。しかし現在の宇宙が加速膨張していること、そして 宇宙初期にもインフレーションという加速膨張の時期があったことが、観測的に非常に確からしいことが分かってきた。いったい 何が重力に反して宇宙膨張を「後押し」し加速させているのか、その物理機構は分かっていない。本領域研究では、宇宙膨張の加 速の原因を究明、また加速膨張に逆らって銀河・銀河団などの宇宙の構造の形成を引き起こすダークマターとの引力のせめぎ合い を理解することを目的とする。この目的の下、インフレーションによる加速 (A01)、ダークマターによる減速 (A02)、ダークエネ ルギーによる加速 (A03)という三つの宇宙膨張の時期を、宇宙背景放射 (B01)、銀河イメージング (B02)、銀河分光 (B03)、宇宙 膨張の直接測定 (B04) の四つの手法でアプローチし、そのデータを究極物理解析 (D01) で統一的に読み解き、究極理論 (C01) と 結びつける計画研究を遂行する。 このため、以下の研究項目について、2年間の研究を公募する。1年間の研究は公募の対象としない。また、研究分担者を置く ことはできない。 公募研究の採択目安件数は、単年度当たりの応募額400 万円を上限とする研究を4 件程度、200 万円を上限とする研究を6 件程 度、100 万円を上限とする研究を17 件程度、を予定している。 宇宙の進化と構造に関して、研究項目A99 は理論・数値的な研究、B99 は実験・観測的な研究、X99 は理論・実験・観測をまたぐ 研究である。どの研究項目についても、各計画研究(A01-03,B01-04,C01,D01)に特化した提案、いくつかの計画研究にまたがる提案、 萌芽的な理論・実験・観測のアイディアや、分野横断的な研究、本領域の計画研究と相補的なテーマを歓迎する。

 

研究項目 応募上限額(単年度) 採択目安件数 F01 宇宙の進化と構造に関する理論・数値的な研究 400 万円 200 万円 100 万円 4 件 6 件 17 件 F02 宇宙の進化と構造に関する実験・観測的な研究 F03 宇宙の進化と構造に関する理論・実験・観測をまたぐ研究 (平成28 年度公募研究 平均配分額 96 万円 最高配分額 190 万円)

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研究概要

重力は引力であるため、宇宙の膨張は引きとめられ、減速するはずです。しかし現在の宇宙が加速膨張していること、そして宇宙初期にもインフレーションという加速膨張の時期があったことが、観測的に非常に確からしいことが分かってきました。いったい何が宇宙膨張を「後押し」し加速させているのか、その物理機構は分かっていません。「押す」力が必要なのです。本新学術領域研究では、宇宙膨張の加速の原因を究明、また加速膨張に逆らって銀河・銀河団などの宇宙の構造の形成を引き起こすダークマターとの引力のせめぎ合いを理解することを目的としています。この目的の下、この加速宇宙の物理を徹底的に究明するため、インフレーションによる加速(A01)、ダークマターによる減速(A02)、ダークエネルギーによる加速(A03)という三つの宇宙膨張の時期を、宇宙背景放射CMB(B01)、銀河イメージング(B02)、銀河分光(B03)、宇宙膨張の直接測定(B04 )の四つの手法でアプローチし、そのデータを究極物理解析(D01)で統一的に読み解き、究極理論(C01)と結びつける計画研究を遂行します。

公募研究については、宇宙の進化と構造に関して、理論・数値的な研究、実験・観測的な研究、あるいは理論・実験・観測をまたぐ研究を求めます。特に、各計画研究 (A01 – 03, B01-04, C01, D01)に特化した提案、幾つかの計画研究にまたがる提案萌芽的な理論・実験・観測のアイデアや、分野横断的な研究、本領域の計画研究と相補的なテーマを歓迎する予定です。